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ディープインパクト初の海外レース・凱旋門賞特集

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凱旋門賞は第1次大戦勝利祝いスタート

<蔵内哲爾の凱旋門賞アラカルト>

 89年から昨年までで計13回、凱旋門賞を観戦した元大阪日刊スポーツ競馬記者・蔵内哲爾氏(64)が、同レースを思い入れも込めて語る「凱旋門賞アラカルト」。まずは成り立ちを紹介する。

 凱旋門賞は1920年、第1次世界大戦でのフランス勝利を記念して始まった。前身は1863年に創設されたパリ大賞典(当時は3000メートル)。それまでの内国産馬限定から外国馬の参戦を求め、英仏ダービー馬の対決がハイライトだった。

 1893年にはコンセイユミュニシパル賞として3歳馬と古馬が対決、現行の2400メートル戦に変更。第1次大戦後、パリのシンボルでもある凱旋門にちなんで「凱旋門賞」に生まれ変わった。1988年以降、大手のホテルグループ・チガがスポンサーとなり「ロンシャンの特別な週末」として定着している。86年の歴史があるが、第2次大戦中の39、40年は中止され、今年が85回目となる。

 パリ中心部からメトロで十数分という恵まれた立地条件。一般ファンも来場しやすく、上流階級の人たちにとっては華やかな社交の場ともなり、着飾ったレディーたちがスポットライトを浴び、華やかさを盛り上げている。大型バス駐車場には地元フランスはもちろんのこと、地続きのヨーロッパを物語るようにイタリア、ドイツに英国ナンバーと国際色豊か。自国だけでなく、欧州競馬ファンのあこがれのレースを物語る一面でもある。

[2006年8月15日8時36分 紙面から]

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