去勢2走目アソート気性難解消/中山10R
<山本幸史のヤマを張れ:初富士S>
実績ケタ違いのフサイチアソートが中心だ。2歳時に出世レースの東スポ杯2歳Sを制し、3歳暮れには中日新聞杯で首差の2着。単なる早熟馬ではない。
では、なぜ準オープンに甘んじているか。気性面に課題があったからだ。力はあっても気難しいために能力を発揮できなかった。そのため、陣営は気性の改善を狙っての去勢手術に踏み切った。前走はその復帰1戦目。しかも直前の調整が軽かった上、跳び上がるようにゲートを出て直線入り口では前2頭をさばくのに手間取った。これは完全に度外視できる。
昨年夏にはこのクラスのハンデ戦で57キロを背負わされていたが、今回は当時に比べて1キロ減の56キロ。ハンデ頭ではあるが、この馬自身にとって重量が軽くなることは間違いなくプラスだ。しかも、放牧明けをたたいての上積みも見込める。調教の過程も今回の方がはるかに順調で一変の期待は高まるばかりだ。
展開も向く。先週まんまと逃げ切った連闘馬モエレビクトリーを筆頭に、アドバンスヘイロー、ケイアイドウソジン、カレイジャスミンなど、自分で競馬をつくりたい馬がそろった。道中は落ち着いても4角からペースアップは必至。昨年末からの連続開催で馬場も荒れており、差し馬に流れが向く。負傷していた丸田騎手は16日が復帰初日。昨夏の札幌で手の内に入れたアソートで快気祝いだ。馬単(4)=(13)、(4)=(9)、(4)(2)、(4)(6)、(4)(7)、(4)(11)、(4)(14)。
[2010年1月16日8時40分 紙面から]
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