日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)のディアナ夫人が来日していたことが17日、分かった。3月の就任以来、6月下旬から約3週間の夏季休暇をのぞいて日本とフランスで離れ離れの生活を送っていた。もともと8月末か9月には来日予定だったがW杯アジア2次予選のカンボジア戦、アフガニスタン戦を連勝し、ひと息ついたタイミングでの来日が実現した。

 かねて「私は代表監督という立場で日本社会に組み込まれている人間」と話している。日本の歴史や文化を学び、それを代表強化に生かそうと貪欲だ。関係者によればつかの間のオフを利用し、すでに2人で広島まで足を延ばし、終戦から70年の歴史などを胸に刻み込んだという。同夫人の滞在は短期間だというが、最愛の妻からの愛の力とサポートを受けて10月のW杯2次予選シリア戦への準備を進めることになる。