FIFAランク4位の日本は、宮間、大儀見らW杯メンバーも先発したが、格下オランダ(FIFAランク12位)に完敗した。

 前半4分、中盤でパスカットを許すと、カウンターで一気に詰められマルテンスに先制ゴールを決められた。さらに同21分には鮫島がパスをトラップミス。そこをオランダが逃さず、メリスが個人技でゴールに持ち込んだ。日本も大儀見を中心に積極的な攻撃を仕掛けたが、決め手を欠き無得点で前半を終えた。

 後半には菅沢や増矢といった若いメンバーを起用。交替メンバーを中心に、軽やかなパスワークでオランダ守備陣を崩すと、後半4分、阪口がゴールを決め1点を返した。しかし、同32分に増矢がペナルティエリア内でファウル。PKを与えると、メリスに決められ突き放された。