6月のキリン杯に臨む日本代表のメンバー25人の発表会見が26日、千葉市内で行われた。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(64)は、磐田MF小林祐希(24)選出の理由を語った。

 「左利きの選手。彼もクオリティーがあります。磐田での試合も現地で見ました。フィジカル的にはまだまだ伸ばせる。日本国内の選手で、能力があると感じさせる選手。守備を頑張るところも大事。A代表はどちらもできる選手が必要。長谷部、遠藤ほどボールを奪えというわけじゃない。メッシのような選手でも相手にプレッシャーをかけるし、ボールも奪うというプレーが、現代サッカーでは要求されている。今回日本勢は、ACLの8強にどこもいかなかった。これは疑問を持たないと。小林とは合宿中にディスカッションをして、真実を言わないといけない。能力はある。23歳だが、クラブの主力として、グラウンド上でも周囲の選手とコミュニケーションがはかれている。これもとても大事なこと」