日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(64)が29日、東京・JFAハウスでW杯アジア最終予選イラク戦(6日、埼玉)とオーストラリア戦(11日、メルボルン)に臨む代表26人を発表した。

 イラク代表はリオ五輪代表の若いメンバーが台頭。最終予選2戦目のサウジアラビア戦では先発11人中6人を占めた。GKとDFラインの4人が五輪代表。左サイドバックにはイラク人初のセリエA選手、DFアリ・アドナン(22=ウディネーゼ)もおり、A代表の攻撃陣に若いリオ世代の守備陣が融合した形だ。日本、韓国に次ぐ3位で五輪のアジア最終予選を勝ち抜いたイラクは、1次リーグで最終的に金メダルを獲得したブラジルと対戦。粘り強い守りでFWネイマールらにゴールを許さず、0-0で引き分けている。