国際サッカー連盟(FIFA)は10日、26年W杯(開催国未定)の出場チーム数を現行の32から48へ、16チーム増とすることを決めたと発表した。今後決まる各大陸連盟への割り当てで、アジアは現行の4・5から2、3枠は増えるとみられる。予選突破のハードルが下がることになり、日本にとっては朗報といえそうだ。

 日本代表ハリルホジッチ監督は、決定前から「拡大は筋の通ったアイデアだ」と賛成の意向を示していた。1次リーグを3チームで争う案について「特に大会初戦への臨み方が変わる」。一方で最終戦で対戦する2チームが、互いに有利な結果を得ようと共謀する可能性が残るため「現実的に難しいところもある」と問題点も指摘した。