内山監督が逆境をはね返したチームをたたえた。

 1トップに加えて2列目の選手も次々と裏のスペースを狙ってくる南アフリカの攻撃に序盤は手を焼いたが、後半は守備陣が完封。最後まで体を張り続けたDF冨安を「苦しい時間帯でのMVP」と高く評価した。互いに好機を逃し「今日は4-4くらいの試合」と苦笑いを浮かべながらも「逆転したことはいい経験になるし、次につながる」と勝利を前向きにとらえた。