日本(D組3位)は、決勝トーナメントでベネズエラ(B組1位)に延長戦で0-1で敗れ、8強入りはならなかった。延長後半3分、CKからMFエレラに先制ゴールを許し、それが決勝点となった。

 チャンスはあった。日本は前半29分に、MF堂安の放ったFKはクロスバーに嫌われた。後半12分にはMF堂安の決定的なスルーパスでFW高木が相手GKと1対1になったが決められなかった。

 試合後、内山篤監督は「120分の死闘になると思っていたが選手はよく頑張ってくれた。立ち上がりの失点を修正して後半に持ち込めた。いい時間帯もあったが残念です。ゲームコントロール、判断を含めていい方向にいったがもう1歩だった。日本全体の課題でもあるが、疲れたとき、ここだ、というときの精度が上がると勝利につながると思う」と再三の決定機逃し、無念の様子だった。