日本代表が12日に大分県内で集合し、午後5時ごろから約1時間の調整を行った。この日は選手16人が集まり、GKの3人を除いてはアップシューズでランニングなど軽めのメニューをこなした。

冷たい雨が降る中で、ボールを使った練習は2組に分かれてのボール回し程度。コンディション調整に終始した。今回はDF山中亮輔(25=横浜)が初招集された。元気印でもあるDF槙野智章(31=浦和)は練習後「下の世代の選手たちにアドバイスできることはしたいし、雰囲気なども伝えていけたら」と後輩がプレーしやすい環境作りを心がけた。

今回はベテランDF長友佑都(32=ガラタサライ)が肺気胸の影響で代表招集を見送られた。槙野は「自分も長友選手から刺激をもらっている1人。いないのはかなりのマイナス」と不在を残念に思いながらも、「いないことでやるべきこともまた整理されていくと思う」と、年長組の自覚を口にした。