元日本代表の浦和MF岡野雅行が2日、W杯最終予選を控える岡田ジャパンに提言した。3連休明けのこの日、DF闘莉王らを除いたメンバーで練習を行い、フィジカル中心のメニューを約2時間こなした。

 岡野は代表チームに対して「海外の選手はまわりの目をまったく気にしない。五輪を見てもそう。(女子ソフトボール米国代表選手の)バストスも、100メートルで世界新を出したボルトも。せっかく日の丸をつけているんだから、自分が1番くらいでいいと思う」と、熱っぽく話した。98年W杯アジア予選では、本大会初出場を決めるVゴールを決めているだけに、代表への思いは人一倍強い。出発前日には大学生を相手に敗れたが、「練習試合だから、本番で勝てばいい」と話していた。