日本サッカー協会の犬飼基昭会長(66)が7日、アジアサッカー連盟の総会(7、8日・クアラルンプール)に出席するため成田空港から出発した。新型インフルエンザ対策としてポケットにマスクを用意した同会長は「気をつけないといけないね」と話した。

 犬飼会長は1日に「協会の責任者として軽々に楽観的なことは言えない」として、サッカー界全体に慎重な対応を指示。Jリーグの鬼武チェアマンとも話し合いをもった。また、18日から予定されている日本女子代表の米国遠征について「こういう状況で、飛び込んでいくことはない」と、中止を示唆。協会女子委員会では、週明けにも最終的な結論を出すという。