日本協会の犬飼基昭会長は13日、神奈川・大磯で行われたJリーグ主催のゴルフコンペに出席した。その後、なでしこジャパン(日本女子代表)の北米遠征中止について「これはファイナルデシジョン。選手の命がかかっているのに、あえてそういうところに飛び込む必要はない」と、明言した。既に米国側には中止に表明をしており、ファクスでのやりとりの中で、米国側は再考を求めてきたが、協会は「最終決定」として中止を通達している。今後は違約金などが発生する可能性もあるが、犬飼会長は「あとは誠意をもって話し合うしかない。協会は選手を守る」とし、今回の遠征中止は選手の安全を最優先した上での最終決定であることを強調した。