W杯南アフリカ大会のレフェリーワークショップが5日、東京・文京区のサッカーミュージアムで行われた。W杯で4試合の主審を務めた西村雄一氏(38)ら国内外7人のW杯審判が、日本協会登録審判や一般の参加者180人とともに、大会を振り返った。

 4日の日本-パラグアイ戦で笛を吹いたマルコ・ロドリゲス氏(33)、7日のグアテマラ戦を担当するベニート・アルチュンディア氏(44=ともにメキシコ)らも、W杯での判定のシーンを映像をまじえながら解説。西村氏はブラジルのMFフェリペメロを退場処分にした準々決勝オランダ戦を振り返りながら「自信はあったし、すぐにレッドカードを出したが、実際に映像で相手を踏みつけているのを見てホッとした」と話していた。