来年のサッカー男子ロンドン五輪出場を狙うU-22(22歳以下)日本代表が18日、愛知・豊田市内で行っていた3日間の短期合宿を終えた。最終日は豊田市総合運動公園陸上競技場で、J2岐阜と練習試合。日本代表ザッケローニ監督が見守る中、MF山本康裕(21=磐田)とMF原口元気(20=浦和)のゴールで2-0と快勝した。

 この日はこれまでの「4-2-3-1」ではなく、「4-4-2」の2トップを試した。関塚隆監督(50)は「守備から攻撃へ、どういうコンビネーションでゴール前へどれだけ持っていけるか。スピードもアップして、いい面も出てきた」と満足げ。初招集のDF酒井宏樹(21=柏)とMF平出涼(19=富山)にも「チームのコンセプトを理解しながら、やってくれた。大切な戦力が加わってくれた」と合格点を与えていた。