日本サッカー協会は、左膝を負傷した日本代表MF香川真司(23=マンチェスターU)のW杯アジア最終予選オマーン戦(11月14日、マスカット)への招集を断念した。30日、オマーン戦に向けた海外組18人の招集レターを所属クラブに送付したが、香川はそのリストから外された。香川は23日の欧州CLブラガ戦で左膝内側靱帯(じんたい)を損傷。全治3~4週間と診断されており、勝てばW杯出場に王手となる重要なアウェー戦を回避せざるを得なかった。

 MF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)、DF長友佑都(26=インテルミラノ)ら常連組に加え、FW李忠成(26=サウサンプトン)にもレターが送られた。今回の18人からオマーン戦に招集される海外組が選出される。

 ◆招集レターが送られた海外組【GK】川島永嗣(スタンダール)【DF】吉田麻也(サウサンプトン)、内田篤人(シャルケ)、酒井宏樹(ハノーバー)、酒井高徳(シュツットガルト)、安田理大(フィテッセ)、長友【MF】長谷部誠(ウォルフスブルク)、細貝萌(レーバークーゼン)、本田【FW】岡崎慎司(シュツットガルト)、清武弘嗣(ニュルンベルク)、宇佐美貴史(ホッフェンハイム)、乾貴士(フランクフルト)、宮市亮(ウィガン)、李忠成(サウサンプトン)、ハーフナー・マイク(フィテッセ)、大津祐樹(VVV)