欧州遠征でセルビアとベラルーシに2連敗したサッカー日本代表のザッケローニ監督や国内組の選手の一部が17日、成田空港に到着し、日本協会の大仁邦弥会長は「めちゃくちゃ悪いわけではない。苦しいが、ここを頑張ればいい」と奮起を促した。

 大仁会長は代表チームの現状について「悪いところが分かれば対処しようもあるが、何となくうまくいっていないのが最大の問題」と指摘した。

 原博実強化担当技術委員長は「良くなかったのは事実だが、一喜一憂する時期ではない。1、2試合で考えを変えるつもりはない」と話し、ザッケローニ監督にW杯ブラジル大会まで指揮を任せる考えを強調した。