日本協会の川淵三郎キャプテン(71)が15日、最終予選での岡田監督の続投を明言した。滞在先のバンコクで、「最終予選も岡田監督でということになるのか?」という質問に「もちろん、もちろん。最後まで」と力を込めて断言した。

 今月のW杯予選4連戦の期間中に、何度もノルマを課す発言をしてきた。2日のオマーン戦前には最悪の事態となれば遠征に帯同し、陣頭指揮を執る姿勢を見せた。14日のタイ戦前には「快勝してもらわないと。言い訳は許されない」と、結果だけでなく内容も求める発言。だがタイ戦の3-0という快勝を受け「守備は連動して、だいぶ良くなっている。(守備は)オシムジャパンの時よりいい」と評価を与えた。

 22日バーレーン戦に向け「3次予選(突破)は1位でも2位でも関係ないけど、バーレーンには負けているので復讐(ふくしゅう)戦になる。日本のプライドを持って戦ってもらいたい」と、協会トップとしての決意を示した。