オランダのベテラン記者がMF本田圭佑(23=VVV)の持ち味を生かせない日本代表を、厳しく批判した。取材歴20年超のオランダ通信社GPDライゼナール記者(44)は、5日の日本-オランダ戦を振り返り「チームみんなで本田を殺している」と言い切った。日本は運動量の落ちた後半に一気に3失点。同記者は「後半日本が苦しくなったが、本田が何とかチームを引っ張ろうとしていたのが目についた」と評価した。また関係者によると、欧州12クラブのスカウトがこの試合を視察、チェルシーのスカウトは本田のマークも目的の1つだったという。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)