日本代表の核として活躍中のMF本田圭佑(24=CSKAモスクワ)に、世界のメディアが注目している。英高級紙ガーディアンは、W杯特集ブログで「日本人選手に対する固定観念を変える選手」と紹介。「Jリーグ出身者ではなく、メッシのように世界的スターとして名前が通っていれば、世界中で新聞の見出しを取っていただろう」と1次リーグ2ゴール、1アシストのエースを絶賛した。

 一方、英BBCはデンマーク戦での30メートル左足FKについて「C・ロナウドのFKをほうふつさせる助走と弾道」と解説。悪魔の左足とポルトガル代表の主砲の右足を比較した。仏紙レキップは本田を「皇帝」と表現し「日本の原動力となっている」と写真入り記事を掲載した。また「サッカー不毛の地」といわれる米国でさえ、CNNが「今大会最高のアジア人スターへ」と取り上げた。