【ボーフム(ドイツ)26日=鈴木智貴通信員】女子W杯ドイツ大会が開幕し、1次リーグA組のフランスが1-0でナイジェリアを破り、白星発進した。B組の日本は大会2日目のきょう27日午後3時(日本時間同10時)から、ニュージーランド(NZ)との初戦に臨む。26日にはボーフム市内の試合会場で前日練習で最終チェックを行った。

 佐々木則夫監督は公式会見で「第1戦は非常に大事な試合。選手たちは十分、初戦はクリアしてくれると思っています」と信頼を口にした。NZ対策として、ロングボールへの対応を確認。フィジカルの強い相手にも臆せず、持ち前のパスワークと仕掛けで攻める。

 選手たちも気合十分。ドイツのデュイスブルクに所属するFW安藤梢は「決勝でドイツとやりたい。うちのチームの選手もたぶん4~5人出てくるんで」と、欧州で得た自信を胸に上位進出を誓った。