世界最高級の美女が、ザックジャパンに愛のエールだ。「2013ミス・インターナショナル世界大会」が今月、6年ぶりに日本で開催。出場した日本代表の高橋有紀子さん(25)、コロンビア代表のシンディ・ロレーナ・エルミダ・アギーラさん(25)、ブラジル代表のクリスティーナ・アライブス・ダ・シルバさん(24)が、来年のブラジルW杯に挑む日本代表でイチ押しの男前を選んだ。

 世界屈指の美女が、サムライにメロメロとなった。日本の高橋さんは、好青年で人気のMF長谷部誠(29=ニュルンベルク)を迷わず選んだ。「誠実で頼りがいがありそう。テレビでおいっ子やめいっ子さんを溺愛しているのを見ても、すてきなお父さんになる」。

 聖心女子大で国際教育学を専攻し、貧困に苦しむ世界の子供たちに心を痛めた。「ミス・インターナショナルの世界のつながりや出会いを生かし、私だからこそ作れるNGO団体を設立したい」と夢を語る。ユニセフを通じて慈善活動を続けている長谷部に対し「本当にステキな方。それだけで好感度50%アップです」と顔を赤らめた。

 これに対し、日本が1次リーグで戦うコロンビアのシンディさんは厳選の結果、こちらも女性に人気のDF内田篤人(25=シャルケ)を抜てき。「顔がきれいでかわいい。ウッチー」と写真をハグした。学生時代はサッカー部で、長身を生かしてDF経験があり、日本が誇る守りの要にビビビっと来たようだ。

 開催国ブラジルのクリスティーナさんはGK川島永嗣(30=スタンダール)を選出。「筋肉質な感じが好き。私より6歳上だけど、男はそのくらいがちょうどいい」と記者に向かってウインクした。来年6月にブラジルに来る日本人男性には「一般的なブラジル人女性は丁寧に、優しく、敬意を持った接し方を好む。面白くて中身の濃い会話があれば女性の気を引くことができるわ」と、「王国」らしいレベルの高い口説き方を求めた。【取材・構成=由本裕貴】

 ◆ミス・インターナショナル世界大会

 ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ美の祭典。60年に米カリフォルニアで始まり、美貌を競う他、国際社会に貢献する「美の親善大使」として交流を深めることが目的。今年は17日に品川プリンスホテルで行われ、衣装、ウオーキング、スピーチの審査を経て、67人からフィリピン代表のベア・ローズ・サンチャゴさん(23)がグランプリ(賞金200万円)に選ばれた。