サッカーの日本代表は2日、国際親善試合のウルグアイ戦(5日・札幌ドーム)に備え札幌市内で合宿2日目の練習を行い、本田圭佑(28=ACミラン)や長友佑都(27=インテル・ミラノ)らが合流して23選手全員が顔をそろえた。

 FW岡崎慎司(28=マインツ)が、FW本田と同じ右サイド、3トップのウイング的な位置を争う可能性が出てきた。同じ08年の北京五輪世代。私生活でも仲のよい本田とは特別な関係で、南アフリカ、ブラジルとW杯2大会連続で前線で連係しともに戦ってきた。だが、新体制ではライバルとして定位置争いすることになるかもしれない。この話題は「そういうのも普通。自分のストロングポイントを出していきたい」と冷静にかわした。やはり最前線にこだわりがある。「マインツでもそうなので、センターFWでやりたいという思いはある」。点取り屋の意地とプライドをのぞかせた。