日刊スポーツは28日、八百長疑惑に関する27日の日本代表ハビエル・アギーレ監督(56)の釈明会見を受けて、公式サイト「nikkansports.com」でアンケートを実施。告発された後の16日に行った調査と同じ設問で比較した。「潔白を信じますか」との質問に「信じる」と回答した人の割合が前回の6%から16%に増加。同監督に対する不信感が少し和らいだことが数字に表れた。

 総票数が1144票から124票に減った中、傾向として前回より慎重派が増えた。「アジア杯前に解任」が52%から37%に減少。新潟県40代男性は「裁判で有罪となれば解任すべき」とした。「アギーレ監督でアジア杯に臨むことについて」の設問も「問題ない」が13%から33%に増えた。

 一方で不信感も根強い。反対に「(指揮に)大いに問題がある」と答えたのは49%。64%から減ったものの、いまだ約半数が問題視している。会見で根拠が示されなかったため一気に信頼回復とはいかなかったようだ。