来月27日開幕のリオデジャネイロ五輪アジア1次予選(マレーシア)に、U-22日本代表の海外組2人を正式招集する動きが大詰めを迎えている。スイス1部ヤングボーイズのFW久保裕也(21)と、今冬にオーストリア1部ザルツブルクへ移籍したFW南野拓実(20)について、8日に渡欧した日本協会の霜田正浩強化担当技術委員長(48)がA代表の新監督選定と並行して両クラブと交渉中だ。

 特に南野は移籍直後とあって直接交渉が必要。アギーレ氏の解任前から渡欧を決めていたといい、15日までに久保、南野の順に接触した。A代表の監督探しは難航している模様だが、直近の公式戦は五輪1次予選。待ったなしの状況だ。順調なら3月1日までに招集レターを送付し、同3日に代表メンバーが発表される。