<アジアCL>◇1次リーグ◇オーストラリア・メルボルンほか

 G組で勝ち点4のG大阪は同3のメルボルン(オーストラリア)と対戦。前半は2-2で折り返した。後半も得点の奪いあいとなったが、3-3の同点から終了間際にMF安田理大(20)の左クロスをFWルーカス(29)がヘッドで決め、4-3で激戦を制した。G大阪は勝ち点7で同組首位に立った。メルボルンは同3。G組のもう1試合は全南(韓国)が1-0でチョンブリ(タイ)を退け、初勝利を挙げた。

 F組では勝ち点6の鹿島がホームで、同じく2連勝の北京国安(中国)と激突。前半0-0で後半に入り、鹿島がMFダニーロ(28)の決勝ゴールで1-0と勝利。勝ち点9と伸ばし、単独首位に立った。23日の第4戦、アウエーでの北京国安戦で初の1次リーグ突破の可能性も出てきた。北京国安は同6。同組でクルンタイバンク(タイ)は9-1でナムディン(ベトナム)に大勝した。

 A~G組の1位と前回優勝の浦和が準々決勝に進む。優勝チームは12月に日本で開催されるクラブW杯に出場する。