左太もも裏を肉離れした鹿島MF小笠原満男(29)が18日、21日のACLナムディン戦に強行出場する覚悟を見せた。17日の柏戦で負傷し、クラブ幹部も「出られるか分からない」と心配するが、小笠原の頭に欠場の2文字はなかった。チームとともにベトナム入りし「ケガ?

 大丈夫ですよ」と笑顔だった。長年の付き合いで故障に対する強さを知る関チームドクターは「本人は絶対に出るというでしょう。前回(4月上旬の左太もも肉離れ)よりも軽いです」と説明した。決勝トーナメント進出のかかる1次リーグ最終戦を休むつもりはない。(ハノイ=広重竜太郎)