G大阪の西野朗監督が9日午後、10日のアジア・チャンピオンズリーグ初戦・山東魯能戦(中国)に向け試合会場の大阪・万博競技場で公式会見に臨んだ。昨年はACL初制覇を達成しており、指揮官は「チャンピオンとして多くの期待を受けていると思う。連覇を視野に入れて、明日からアプローチしていかないといけない。近年、中国や韓国のチームが(ACLで)上位に入っていない。今年に対する両国のACLへの思いが強いということは感じている。危機感というか、重要な第1戦になる」と話し、昨年の中国リーグ王者を警戒した。

 公式会見前に行われた最終調整では、7日のリーグ開幕千葉戦からメンバーを変えてミニゲームを実施。選手層の厚さを見せつけるためにも、ホームで先勝することが求められる。対戦相手の山東魯能について、西野監督は「それほど力の差はない。スタイルがしっかりしていて、フィジカルの強さも感じている」と分析した。