G大阪の日本代表MF遠藤保仁(35)が、5年前の汚名返上を果たす。明日28日の富士ゼロックス・スーパー杯浦和戦(日産ス)に向け、26日は大阪・万博練習場で非公開調整後に決戦の地となる横浜入り。チームはPK戦までもつれた10年2月以来の同杯出場となる。当時はPKの名手遠藤が1番手で登場。ゴール枠を超えるまさかのキックミスで、タイトルを逃した。

 当時を振り返り、遠藤は「特に意識はしていない」としながらも「1つの大きなタイトルがかかっている。高いモチベーションで臨む」ときっぱり。昨季3冠のチームに、まずは今季1冠目をもたらす意気込みだ。今季開幕となった24日のACL広州富力戦は0-2で完敗。中3日で浦和戦、さらに移動を含む中2日でACL城南戦(韓国)を控える。過密日程にも「ミスをしてもやり続けることが大事」と言い聞かせた。