昨季3冠のG大阪が連敗を喫し、1次リーグ突破へ崖っぷちだ。ACL1次リーグ第2戦、城南(韓国)に敵地で敗れた。

 いきなり危機が訪れた。前半8分、ペナルティーエリア内に進入してきた城南のMFファン・ウィジョにMF小椋祥平が思わずファウル。PKを与えてしまった。これを、FWリカルド・ブエノに落ち着いて決められ、先制を許した。

 反撃に出るG大阪は、セットプレーを中心にゴールを狙う。同11分、ペナルティーエリア右外からのMF遠藤保仁のFKこぼれ球にMF阿部浩之が反応するも枠には飛ばなかった。

 さらに追い打ちを掛けられる。後半23分、パスを受けたFWファン・ウィジョにDFをかわされそのまま右足でゴールを許した。

 後半25分にはFW宇佐美貴史を投入。ゴール前で仕掛けるが、得点は挙げられず。

 あまりに痛い黒星で、今季の目標である「アジア王者」の道が一気に遠のいた。