鹿島が敵地で今季リーグ戦2勝目を挙げた。

 序盤のピンチをしのぐと、前半46分にMF柴崎岳(22)のFKをDF植田直通(20)が頭で合わせてプロ初ゴールとなる先制点を奪取。

 1度は同点に追いつかれたが、後半26分にMFカイオ(20)がGKのはじいたこぼれ球を押し込んで追加点を奪うと、後半終了間際に相手DFミスから途中出場のMF中村充孝(24)がダメ押し点を決めた。

 トニーニョ・セレーゾ監督(59)は「前半はフワーッとした部分があったのでハーフタイムに何人かの選手には厳しい言葉をかけた。その効果が出たと思う」と明言。相手DF陣のミスをついて3点目を奪ったことにも「柏はセンターバックの間にボランチが入ってDFラインでパスを回す。そこで奪えば残るのはセンターバック1人とボランチ。狙っていた」と振り返った。