ドイツのサッカー専門誌キッカーは21日付で、東京の日本代表FW武藤嘉紀(22)がブンデスリーガのマインツへ移籍することで両クラブが合意したと報じた。

 契約書へのサインとメディカルチェックを残すのみとしており、契約は2019年までの4年間。マインツが東京に支払う移籍金は300万ユーロ(約4億円)とし、マインツのハイデル強化部長が武藤と会うため、3週間前に来日していたとも伝えた。

 20日のヤマザキナビスコ・カップ甲府戦にフル出場して2得点した武藤は21日、東京都小平市での練習に参加し、軽めの調整で疲労回復に努めた。移籍については、話さなかった。

 東京のマッシモ・フィッカデンティ監督(47)は「もし欧州に移籍することになったとしても、残りの試合に集中することが大事だ」と述べた。