鹿島は21日、トニーニョ・セレーゾ監督(60)を電撃解任した。

 優勝候補に挙がっていた第1ステージは8位に終わり、第2ステージは現在11位。年間順位も8位で目標の優勝争いに絡めず「今季の成績を総合的に考慮した」と説明した。

 後任には石井正忠コーチ(48)が昇格する。

 ブラジル代表「黄金のカルテット」の1人として2度のW杯に出場したセレーゾ前監督は、00年に当時史上初の3冠を達成。05年に退いた後、13年に監督復帰した。若手を積極起用して昨季は3位につけたが、2度目の指揮ではタイトルを獲得できなかった。