2位磐田はホームで3位C大阪との直接対決に敗れ、勝ち点3差に迫られた。前半7分に先制を許し、追いかける展開となった。サイドからゴール前にクロスを入れるものの、相手DFの寄せもあって決定的なチャンスは無かった。

 後半開始から、ボランチのMF川辺駿(19)を投入。同28分には、右足で枠内ミドルシュートを放つが相手GKにパンチングで弾かれた。磐田は前後半合わせて23本ものシュートを放ったが、無得点に終わった。川辺は「ゴール前で相手をいなすとか、余裕を持ってプレーしないといけない」と反省点を挙げた。

 今季2度目となる連敗。さらに前節22日のアウェー岐阜戦(0-2)に続き、完封負けとなった。名波浩監督(42)は「立ち上がりの失点が、重くのしかかった。自分たちからアクションできなくて苦しかった。イージーミスが多かったが、簡単に改善できると思う。そこが一番の問題点」と話した。