清水の大榎克己監督(50)が成績不振の責任を取って辞意を表明したことが1日、関係者の話で分かった。

 後任は田坂和昭ヘッドコーチ(43)が昇格する見通し。今季第1ステージで最下位に終わり、年間順位も4勝6分け12敗で17位と低迷している。

 昨季途中に就任した大榎監督は、7月29日に横浜に2-1で勝った後に辞意を申し入れたという。関係者は「チームの雰囲気は悪くなかったが、成績が上向かなかった。リーグ戦が2週間中断するタイミングで(辞任し)最後までクラブ思いだった」と話した。

 元日本代表MFの田坂ヘッドコーチは今季途中までJ2大分の監督を務めていた。