慶大が国士舘大に快勝し、首位早大との勝ち点差を1に縮めた。

 勝ち点1の間に首位の早大、2位の慶大、3位の明大がひしめく大混戦で、残り2試合での優勝争いが激しくなった。慶大は前節で早大に敗戦し、首位を明け渡した。

 それでもFW山本哲平(3年)は「首位の時は追われるプレッシャーもあった。逆に、もう負けられないと開き直れたし落ち込んでいる暇はなかった」と話した。

 山本はこの日、2得点1アシストと全得点に絡み「残り試合でも点を取って勝ちたい」。63年ぶりの優勝へのぞみをつないだ。