鹿島は横浜を圧倒し、勝ち点3をつかんだ。

 前半10分、MF遠藤康(27)がドリブルで駆け上がり、スルーパスに反応したMFカイオ(21)が左足を振り抜き、1点目を奪った。

 後半19分にも、FW金崎夢生(26)からパスを受けたカイオが右足でミドルシュートを決めて2点目を決めた。カイオはこれで今季通算10ゴールとした。

 勝ち点3をつかんだため、第2ステージ優勝に望みはつないだが、首位広島とは勝ち点3差、得失点は12差あり厳しい。

 石井正忠監督(48)は「可能性は0ではないので変わらずやっていきたい。最終戦もホームで出来るので勝って終わりたいですし、どんどん得点を取っていきたい」と意気込んだ。