J2C大阪が最終節直前に異例の監督交代に踏み切った。

 ブラジル人のパウロ・アウトゥオリ監督(59)が退任し、大熊清強化部長(51)が就任することを17日、発表した。事実上の解任だった。大熊新監督は強化部長と兼任で、23日の最終節東京V戦とJ1昇格を懸けたプレーオフ2戦の最大3試合限定で指揮を執る。最近5試合勝ちなしで、J1自動昇格を逃して4位に低迷する玉田社長は「このままだと何も残らないと思った」と説明した。来季は元韓国代表FWの黄善洪(ファン・ソンホン)氏(47)を最有力候補に後任を決める方針だ。