早大が神奈川大を2-1で下し、5大会ぶり4度目の優勝を果たした。

 序盤から積極的にボールを保持し優位に進めると前半22分、ゴール前の混線でFW河野朱里(1年)が右足シュートを決め、先制した。1-1の後半21分には、MF松川智主将(4年)の右CKに河野が頭で合わせて勝ち越しゴールを決めた。「普段は合わせるタイプではないけど自分が良いとこにいけた」と会心の笑みだった。終了のホイッスルが鳴った瞬間イレブンは両手を天に突き出し、勝利をかみしめた。

 MVPにはMF高木ひかり(4年)が選出され「あまり目立ったプレーはなかったけど、勝利に貢献できた部分もあったのかな」と喜んだ。