名古屋を退団した元日本代表DF田中マルクス闘莉王(34)が14日、愛知・中部国際空港から欧州経由で故郷のブラジルに向かった。

 関係者とあいさつをかわすと、熱心な名古屋のサポーターの求めに応じ、記念撮影やサインをした。

 別れのあいさつは「じゃあ、また」。保安検査場をくぐる際には、見送る関係者に背を向けたままサッと右手を挙げた。前だけ見て、進んでいった。

 同国クラブからのオファーが届いており、新天地はブラジルとなる見込みだ。