熊本合宿中のJ2札幌は16日、熊本・大津町総合運動公園球技場で練習を再開した。

 午前中は8対8の戦術練習など約2時間で終了。午後は若手選手のみ筋力トレーニング、それ以外の選手はコンディション調整となった。

 開幕まで、残り約2週間となり四方田修平監督(42)は「この2週間で、ある程度メンバーを決めていかないと。あとは開幕戦を見据えて、セットプレーなどの確認もやっていきたい」と狙いを説明した。

 また、股関節痛で別メニュー調整だったFW内村圭宏(31)が、全体練習に合流。シュート練習ではスライディングや、ヘディングでゴール前に飛び込むなど、合流初日とは思えないほど、切れのある動きを繰り返した。指揮官は「はつらつとした、いい動きをしていた。ただ、4カ月ぐらいやっていないので、ベストの状態になるには、まだ時間が必要かと。少しずつ確認していきたい」と話した。