右ヒラメ筋肉離れから復帰した甲府DF土屋征夫が41歳9カ月14日で、J1史上2位の年長記録での出場を果たした。

 ホーム名古屋戦で3月19日川崎F戦以来約2カ月ぶりに先発。元日本代表MFラモス瑠偉の41歳9カ月5日を抜き史上2位の出場記録となった。ゴールを決めれば、94年に元鹿島FWジーコが決めた41歳3カ月12日を抜いてJ1最年長ゴールだったが、無得点で2点リードの後半27分に退いた。しかし、チームは終盤に2失点し、引き分けに終わった。

 試合後、足を引きずることなく取材に応じた。史上2位の年長記録に「この状況をつくってくれたチームに感謝。この年齢までサッカー選手をやっているとは思っていなかった。周りの選手、家族に感謝」と話した。