J2・C大阪が、ベルギー1部ロケレンのマケドニア代表FWベサルト・アブドラヒミ(25)を獲得することが確実になった。

 19日朝に関西空港着の航空機で初来日し、大阪市内でメディカルチェックを受けた。検査結果に問題がなければ近日中に正式発表になる。チームはFWブルーノ・メネゲウ(29)が今月初旬に中国リーグの長春亜泰に移籍。外国人枠が空いており、即戦力FWを探していた。

 年代別ではクロアチア代表に選出された経緯があり、14年にマケドニア代表としてA代表デビュー。国際Aマッチ12試合に出場した。FWと2列目をこなす178センチのドリブラーで、強化部長を兼務する大熊監督は「契約する方向で進めている。うちのチームにはいないタイプで(横浜の)斎藤学のような選手」と説明。正式決定すれば31日京都戦(アウェー)でデビューする可能性がある。チームは現在リーグ3位。J1昇格の切り札になりそうだ。