横浜はホームで名古屋に引き分けた。

 前半は両チームとも決め手を欠き、無得点だった。横浜はMF中村俊輔を左足甲の負傷で欠場。3試合ぶりにFW富樫敬真を先発させて4-4-2の布陣で挑んだ。前半31分、FWカイケがペナルティーエリア手前からシュートを放つも相手GKに防がれた。

 名古屋は13戦勝ちなしと厳しい状況。3日間非公開練習にして入念に対策を練った。今季初の3バックを採用。守備では最終ラインを5枚にし、横浜のスピードあるドリブル攻撃を封じた。前半22分には、DF安田理大のクロスにFWシモビッチが頭で合わせたが、枠を外した。

 後半も0-0のまま時間だけが過ぎた。横浜は同5分に右CKからFW富樫がヘディングシュートもバーの上へ。同8分には、MF斎藤学からパスを受けたMFマルティノスが好機を得るも決めきれず。

 名古屋も同23分、MF永井謙佑が左サイドからシュートを放つもGKの好セーブに遭った。