13年ぶりの優勝を狙う浦和は神戸を2-1で破って先勝。ホームアンドアウェー方式の第2戦は9月4日に行う。特別協賛社の商号変更に伴い、ナビスコ杯からシーズン途中に大会名が改称され、この日が最初の開催だった。

 敵地で先勝も浦和ペトロビッチ監督が怒った。「非常に腹立たしい。今日の内容なら2戦目を待たずして(4強進出を)決定付けられたはず。日本人には相手をたたきのめす精神力が必要だ」と独演会。3年ぶりの4強へ、先制弾のMF高木は「次も継続してやることが大事」。終了間際にはMF梅崎が左膝を負傷し、松葉づえで会場を後にした。

 ◆YBCルヴァン杯 J1クラブで争われ、1次リーグを勝ち上がった計4チームとACLに出場した4チームによって準々決勝を実施。準決勝まではホームアンドアウェー方式で、10月15日の決勝(埼玉)は一発勝負。昨年は鹿島が3年ぶり6度目の優勝。