年間3位の鹿島が、年間1位の浦和に2-1と競り勝ち、7年ぶり8度目のJリーグ王者に輝いた。

 キャプテンマークを巻き、後半途中までプレーしたベテランMF小笠原満男(37)は「ここ(CS)で勝てて非常にうれしい。本当は年間1位で来られれば良かったが、ルールはルール。勝ちは勝ち」とかみしめるように言った。

 第2ステージでは11位と低迷したが、見事に立て直し、逆転での日本一を勝ち取った。歓喜に沸くチームの輪の中心で銀色のシャーレを掲げた小笠原は「苦しいときも一丸となって戦うこと、そして信じ合って助け合ってプレーしていこうと話していた。優勝できてうれしいが、もっとタイトルは取れると思うし、もっともっと強くなっていける」と話した。