青森山田が2戦連続の5得点で快勝した。

 前半32分、J2千葉への加入が内定しているMF高橋壱晟(3年)が口火を切った。

 MF郷家友太(2年)のロングスローをDF三国スティビアエブス(3年)が頭でつなぎ、最後はFW高橋が頭で押し込んで先制点を挙げた。大会通算6点目の1発は同校の最多得点記録を更新。「難しい試合の中で先制できてよかった」と喜んだ。

 その後もMF嵯峨理久(3年)、FW鳴海彰人(3年)が得点し、わずか10分間で3-0と一気に試合の流れを決めた。

 後半も勢いは止まらず後半8分に鳴海がこの日2点目を挙げ、後半27分に相手のオウンゴールで加点した。

 2戦10発というゴールラッシュに黒田剛監督(45)は「出来すぎの結果。良い感じでリスタートから点が取れた。プレミアリーグを通じて培われたもの、キチッと確立したものを出していきたい」と話した。