モンテディオ山形が後半ロスタイムに失点し、ロアッソ熊本に1-1で引き分けた。前半30分、右CKからFW瀬沼優司(26)が頭で合わせ先制したが、試合終了直前にCKから、前線に上がっていた相手GK佐藤に押し込まれて勝ち点3を逃した。コンディション不良でMF本田とMF南を欠いた中で奮闘したが、最後に力尽きた。木山隆之(たかし)監督(45)は「納得できない。サッカーではワンチャンスが起こり得る。守り抜くスタンスも必要。2点目をとれるチャンスがあっただけに、もったいない」と話した。

 開幕3戦で無敗だったのは07年以来10年ぶり。アウェー続きの中、勝ち点5でホーム山形に帰るが満足感はない。木山監督は「上を目指しているので、勝っていかないと」と前を向く。次節19日の、讃岐とのホーム開幕戦で仕切り直す。