国際サッカー連盟(FIFA)は7日、2016年の財務報告書などを公表し、3億6900万ドル(約410億円)の赤字を計上した。

 一連の汚職事件に絡む法務費用がかさんだことなどが理由で、17年はさらに損失が増える見通しという。ただ、ワールドカップ(W杯)が開催される4年ごとの期間で見ると、15~18年は黒字になる見込み。

 16年のインファンティノ会長の報酬は151万3716ドル(約1億6800万円)、サムラ事務局長は83万7437ドル(約9300万円)だった。