ガンバ大阪が後半ロスタイムに追いつかれ、崖っぷちに追い込まれた。

 2点先制の楽勝ムードから後半に2-2とされ、MF遠藤保仁(37)がPKを外すなど不穏なムードの中、FW長沢駿(28)がこの日2点目の勝ち越しゴールを決めた。

 しかしロスタイムに失点し、勝ち点1差のアデレードを逆転するプランはならなかった。

 長谷川健太監督(51)は「選手は最後までよく戦った。何とか最後、抑えたいところで残念な結果となった。勝てなかった責任は私にある。(1次リーグ最終節で)もう1勝できるよう、切り替えていきたい」。この日、マンオブザマッチに選ばれたMF倉田秋(28)も「内容どうこうより悔しいし、申し訳ない。あと1試合、自分たちの力を出し切っていきたい」と悔しそうに振り返った。